超単純なキャッチセールス撃退法

以前よりは大分減った感があるけど、休日の繁華街に出かけるとキャッチセールスの勧誘に遭っている人を時々見かける。
そのほどんどが女性だ。
昔、同僚の女性が実際に行っていたという、効果抜群なキャッチセールス撃退法。


彼らは、一言目に常套文句として
「ね〜ね〜、雑誌なに読んでるの〜?」
などと馴れ馴れしく声をかけてくることが多いらしい。
そこで、まっすぐと前を見据え、堂々と
「ジャンプ読んでます。」
とはっきり言い放てば一撃でフェードアウトしていくそうだ。


この話を聞いたとき、最初は笑ったが、なるほどなとも思った。
二度と関わりたくない相手(且つ関わる必要の無い相手)には思いっきりドン引きさせて、向こうから近寄ってこないようにすればいい。


思えば、学生のころに自分もこれの逆パターンのようなことをやっていた。
飲み屋(といっても居酒屋ではなくカラオケのあるスナックみたいな所)のバイトをしていた頃、
どうにもこうにもうざい常連客が数名居た。
酒を出せば「アルコールが薄い」だの、料理を出せば「味が薄い」だのと、とにかく文句を言い散らす。
そんな客に対しては、他の客よりもあえて多くコミュニケーションを取り、逆に仲良くなってしまうようにしていた。
そうしたら、文句を言われても「気のせいですよ〜。もう酔っちゃったんですか〜?」なんて軽口でかわせるようになった。


これらを簡単に実践できる人とできない人。
このやり方が通用する人としない人。
それぞれ居ると思うけど、人付き合いの方法の一つとして、特に後者のような例はよくあるのではと思う。
うざいんだけど立場上関わらざるを得ない人とは、何とか頑張ってある程度の軽口を叩けるような仲になっておく。
そうすると付き合いが大分楽になる。