Corsair CWCH50-1を買った

メインPC(Core i7 920)ですが、しばらくデフォルトで使っててアイドル状態で各コア60℃前後。
これがどんな値なのかは良く分かりませんが(多分高い方?)、なんとなくフル稼働時のCPU温度が気になったのでどんなもんか調べてみた。


するとprime95を10分ほど走らせたところで100℃を超えだした。
既存のCPUクーラーはOwltechの無双ver.II(OWL-CCSH01S)で、ヒートシンクをファンでサンドイッチ状態且つ
ケースはLIAN LI K-62なのでここまで熱くなるとは予想外でした。

この時のマシンです。
http://d.hatena.ne.jp/val90/20100125/1264437332
こちらの取り付けミスの可能性ももちろんあるけど(グリスの盛りが足らないとか)、これを機会にとCorsairのCWCH50-1を買ってきました。
水冷初挑戦。


いきなり取り付け後

ラジエータはファンでサンドイッチにするのが一番冷えるらしいので上のような感じに。
また、吸気ではなく排気にしました。
反対側のファンをとめるネジは、もともと付属しているような長いインチネジは持っていないので
代わりに適当な長さの手回しネジがあったのでこれを使用しました。
(ファンのラジエータ寄りの穴に入れて横から手で回して止めました)


説明書は英語ですが、図が掲載されているので取りつけはそれほど難しくないと思います。
最初、説明書の手順5でポンプ本体を取り付ける際にどうやってもはまらないので戸惑いましたが、
前の手順でネジを完全に締めるのではなく
少しだけ回しておいて、ポンプを取り付けて少し回転させてネジを締めて固定するのが正解ですね。

初回起動

最初起動したとき、アイドル状態は40度前後とかなり改善されてて感動しましたが、
いざprime95を走らせるとまた100℃に到達。


原因は・・・ラジエータをサンドイッチしたファンの向きを間違えていました。
こんな感じに。。。

<==ファン==[ラジエータ]==ファン==>

以下のように取り付けしなおし

<==ファン==[ラジエータ]<==ファン==

結果、prime95時でも60度台になりました。

欲が出たのでオーバークロック@P6T

良く冷えることが分かったので、次はどこまでいけるか。
オーバークロックはほとんど経験が無いのであくまで最低限の設定で。
ちなみに、マザーはP6T。電源はTagan BZ800というやつです。


で、


無謀にもいきなり4GHz超えに挑戦
BIOSで以下を設定
・Ai Overclock Tuner : Manual
・BCLK Frequency : 194

無事起動。
prime95を5分ほど走らせたところ

100℃超え。
まあ4GHzを拝めたので満足。


次はなんとなく
・BCLK Frequency : 173
今度はprime95を1時間ほど走らせたところ


80度台で何とか持ちこたえたか?


今は、
・BCLK Frequency : 166
に設定ししばらく常用してみます。


自分は本格的に自作を始めてまだ1年も経っていないような初心者ですが、
背面に12cmファンが取り付け可でよっぽど窮屈ではないケースであれば取り付けは問題ないかと思います。
冷却効果は抜群なので1366系CPUの冷却やオーバークロック初心者の方にもおすすめできます。